映画空母「いぶき」を見て来ました。
物語の内容は戦後初めて建造された空母「いぶき」が架空の国家「東亜連邦」と戦後初の戦闘をおこなうというもの。
戦闘シーンがスリリングで管理人は結構楽しめました。
では、ざっくりレポートしたいと思います。
空母「いぶき」はこういった人におすすめです。
- コンピュータ化された戦争がどう行われるかに興味があるひと
- 戦後はじめて、戦闘行為を日本がおこなったときどうなるか気になる人
では順にレポートしていきますね。
コンピュータ化された戦争がどう行われるか
映画「いぶき」みるまではあまり知らなかったんですが、今の戦争ってずいぶんコンピュータ制御が進んでいるんですね。

司令部が指揮をする際、昔の戦争映画のように紙の海図をひろげたりしませんし。スマホを操作するように卓上のタッチパネルを操作しながら、戦況を把握して指示を出していきます。
ミサイルは昔の戦争映画のように放物線を描いて、敵に落ちていかない。ミサイルが自律的に敵を捕捉して、目標に突入していきます。
管理人は、あまりミリタリー系の話はくわしくないので、かえって楽しめました。
ミリタリー系に詳しい人の方が、もしかしたら物足りなかったりするのかもしれません。「あ、ここちがうなぁ」とか思ったりして。
戦後はじめて、戦闘行為を日本がおこなったときの日本人の動揺
自衛官の苦悩
戦後初めての戦闘で、敵のいのちを奪うことのとまどいと意見の対立が描かれています。
敵機を撃墜したときの自衛官の「やってしまった感」みたいなの。
主人公 秋津艦長の口から「ハードルを越える」という言葉が何度もでてきました。ハードル。自衛隊でありながら、一度も武力行使をしたことがない現実が、前に立ちはだかっていた。
総理の苦悩
佐藤浩市氏の発言で炎上した総理の演出ですが、
SNSで炎上していたけど、トイレから出てくるシーンは1回しかなかったです。
演出としては、総理の葛藤が描かれています。
防衛出動の発動が遅れれば遅れるほど、戦況は悪化する。しかし、憲法9条があるといった葛藤です。
ですが、自衛官に死者が出た時点で、総理は、覚悟を決めて防衛出動を発令します。
あとは、犠牲をすくなるくることと、国民の理解を得るために奔走するシーンが描かれていますね。
いずれも専守防衛に徹する自衛隊を描いた映画ならではのシーン、だとおもう。
現場の司令部は攻撃命令を出すことに躊躇(ちゅうちょ)する。
政治家もなかなか防衛出動を発動できない。
なかなか決断できないといった表現は、専守防衛に徹してきた日本の状況を表していると、思います。
日本ならではの戦争映画というか。
戦闘が始まっているのに攻撃に躊躇するというシーンは 、外国の映画にはあまり見られないのではないでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
空母「いぶき」は、戦後日本が始めて外国と戦闘したらどうなるのかが描かれていること。また、コンピュータ化された現代の戦闘がどうおこなわれるのかが描かれていて、結構楽しめるとおもいます。
「見てみようかなぁ」と気になっている人の参考になればうれしいです。
では!
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