目次
はじめに
この2冊、仕事をしていていまのままではダメだ感があるひと(管理人がモロ)。
今までとは違うものの見方が欲しいひと。
そんなひとには超絶オススメです。
この本を読めばひとつの方向性が得られると思います。
では、早速本の紹介していきます。
ざっくりと本の紹介
一冊目は
「仕事で数字を使うって、こういうことです。」
二冊目は続編である
「こうやって数字を使えば、仕事はもっとうまくいきます。」
1冊目は、数字アレルギーの営業部エースが数字で考える大切さに気づいていく話。
二冊目はライバル店の登場に数字を使って危機を乗り越えていく話です。
内容が平易で1冊なら一日で読んでしまえると思います。
2冊だとキツいですが、それでも1日家に閉じこもっていれば、読んでしまえる内容です。
読んだ後の印象
まず、読んだ後の印象ですが、もっと若いときに読みたかったです。
若い時に、数字で考えるクセが付いていたら、もっといろいろ変わっていただろうな。と。
ではもう少し突っ込んで紹介していきます。
読む前は、標準偏差 相関関係などは、自分には関係ないものと思い込んでいた
読む前は、標準偏差や相関関係など、理系が実験結果の分析で扱うものだと思ってました。
もしくは、経営学や高度なマーケティングで使うものだと。
自分のようなド文系には関係ないもの。
また、自分には手の届かないものだと思っていました。
読んでみたら
読んだ後は自分でも扱える、むしろこの閉塞感を突破するためには、数字で考えられないとダメと考えられるようになりました。
では、なぜ自分でも扱えると思えたのか。
読みやすさの理由を書きます。
読みやすさの理由
物語形式
ビジネス書で物語形式で進んでいく本が多いですよね。
転職の思考法やドリルを売るには穴を売れ、など。
今回紹介する会社シリーズも物語形式で進みますが、めっちゃ面白くて分かりやすいです。
物語の内容はこんな感じです。
とあるアパレル会社にヘッドされて来た、数学科卒で、もとコンサルタントのリケジョ、智香
一緒に組むのは、営業部のエースで、文系。感覚で仕事している先輩。
智香は、社長から木村に数字で考える習慣を身に付けさせるよう言われています。
数字アレルギーの木村が次第に数字で考える重要性とおもしろさに気づいていく話。
登場人物の成長と問題解決のプロセスを見られるから、具体的で分かりやすいです。
登場人物が性格いい
出てくる人物が総じて性格いい(笑)
智香が指導する木村も反発しつつ智香の言うことを聞き入れるから、テンポ良く話が進んでいきます。
智香のようなタイプの違う人間を異物と見て排除したりなどはしないです。
最初から仲間として扱ってる。
人間関係でギスギスしたりするシーンがない。
だから余計なストレスなく数字の扱い方に集中して読んでいけます。

難解な数式は出てこない
本書で扱っている数式は、ほとんど中学で習うものです。
だから読み進めて数式の理解につまずくことなく読み進んでいけます。
むしろ、数字を扱う際の考え方を学んでいきます。
考え方のベースを作っていく
本書では、どのように数字を扱うのかを学んでいきます。
この売上の比較には意味があるのか?
平均からのバラツキはどれくらいか?
この数字の推移は要因とされているものと相関関係はあるのか?
など、数字を扱うときの根拠を論理的に考えていく手順を身につけていけるようになっています。
良書だと思います。
まとめ
以上、2冊ひっくるめて紹介してみました。
内容が平易でしかも新しい見方が得られるので読まない手はないです。
是非、書店で手に取って欲しい1冊です。
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