すべて人任せで何も決めてこなかった 考えることさえしなかった ただ船底で言われるままにオールを漕いでいた それは奴隷ですよ?
ナナのリテラシー1巻より
1巻から3巻まで各kindleunlimitedになっていたので順に読んでみました〜。
鈴木みそ先生が出版やゲーム業界を描く
Amazon Kindleを使った電子出版で大成功して話題になって鈴木みそ先生のマンガ。
1巻は鈴木みそ吉という土俵際に追い込まれている漫画家が電子出版で苦境を脱するお話。作者がモデルのようですねー。
2巻はゲーム業界の世代交代
3巻はマンガに関わる表現の自由と規制の問題を描いています。
ナナのリテラシー力
リテラシー(英: literacy)とは、原義では「読解記述力」を指し、転じて現代では「(何らかのカタチで表現されたものを)適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われるようになり(後述)、日本語の「識字率」と同じ意味で用いられている。 ちなみに、古典的には「書き言葉を正しく読んだり書いたりできる能力」と言う限定的に用いられる時代もあった。
ドラッガーなど、経営学好きの女子高生許斐七海(このみ ななみ)が天才ITコンサルジンゴローの元でリテラシー力を発揮!
出版やゲームなどクリエイターたちの抱える問題に挑んで解決を試みるお話。
各業界の抱える問題が浮き彫りになっている
特に出版業界の現状と未来が描かれていますね。
漫画家に関してはどちらかというと組織に縛られず自由にやっているイメージがあったが、出版社との関係が深くて人気漫画家とそうでない漫画家の格差も浮き彫りになっていました。
イメージが崩れた。
痛みとリスクも描かれている
電子出版するときに出てくるめんどくさい病。
ああーわかるなー。あの時やっておけば、でもやるといろいろ手間だしめんどくさいし。というのが最大の敵であるのが1巻から3巻に通じて共感できた。
かと言って現状維持でこのまま行っても先の保証がない。出版社が潰れれば終わり。他に埋もれたら自分を売り込むこともできない。サラリーマンと同じや。
3巻で打ち切りってもったいないね
3巻で打ち切られていて、最終回は加筆になってますね。もったいないです。
主人公がすげーという感よりも業界が抱えている問題とか携わっている人の不安感がよく出て、サラリーマンである自分の将来の不安感にもリンクするところがあった。
限界集落(ギリギリ)温泉も読み放題で出ていたので読んでみよ。
まとめ買いも
コメントを残す