口コミでじわじわ売れているという新書本
わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書)読んでみたのでφ(。。;)メモメモ
口コミでじわじわ売れているようです。
作者の考えや研究結果を一方的に読んでいく内容ではなく、自分で確かめながら読んでいける部分が斬新です。
読者参加型
最初に小学生低学年の教科書に載っている「もしもし おかあさん」
3匹の子猫がもらわれた先から、夜お母さん猫に電話を掛けてくるのですが、3匹の猫の性格やお母さんが心配していることなど、表に書き記して、あとで答え合わせ。
理解して読んだ部分、わかったつもりになった部分を浮き彫りにします。
そのあと人がどうやって、読み違えてしまうのか、実例を幾つか提示して今度は、小学生高学年の教科書に載っている正倉院とシルクロードを読み正倉院収まっているものを正確に読んでいるかを確認していきます。
大学生の実験と自分の実験を照らし合わせながら読んでいけるので、あたかも自分も実験に参加しているような感覚で読んでいけました。
その後どうやって、「わかったつもり」を打破していけるか、読みを深めていけるかが書いてあり、今後の読書の指針が提示されています。
今まで読んだ本とは違うタイプの新書でした。
内容が分かったつもりになっている部分が多々ありそうなので、要再読で読みを深めなければなりません(^^;;
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