アニメでも放映されたようこそ実力至上主義の教室へ(略称 よう実)6、7巻読んでみたので感想です。
希望先就職率99.9%を誇ると言われる高度育成高校のクラス順位をめぐって熾烈(しれつ)な攻防戦が展開!
クラスの順位をきめるポイントの取得をめぐってそれぞれのクラスでいろんな想いがからんで物語が展開していきます。
目次
ストーリーの背景である高度育成高校とは
高度育成高等学校
希望先就職率99.9%、最新設備。学校から毎月支給されるお金、髪型や私物の持ち込みなどの自由な校風。学校案内のパンフレットには夢のような文字が躍る学校。
しかしその実態は全てを実力で計る、完全実力主義の教育学校である。入学試験の総合点数(筆記面接含む)が高い順に、Aクラスから配属されていく。初期から能力の高いものは必然的にAクラスに。低いものはDクラスに配属されるため、入学後からのポイントにも必然開きが生じていく。優秀な人間は優秀な存在として丁重に扱われる。筆記テストよりも面接、個人的な面が大きく左右されるため、Dクラスには必然問題児(不良品)が集まって来る。
最底辺のDクラスがこの学校のクラスランクを決めるポイントめぐって攻防していくんですね。
それでは6巻7巻について書いていきたいと思います。
堀北鈴音VS櫛田桔梗の6巻

苦痛だよ。 苦痛に決まってるよ。毎日ハゲそうになるくらいストレス を溜め込んでる。
Aクラスを目指す堀北鈴音(ほりきたすずね)とクラスの人気者櫛田桔梗(くしだききょう)が対決します。
全巻までで櫛田桔梗(くしだききょう)が実はうらぎりものだったとすっかり判ってしまい、なんとかクラスをまとめあげたい堀北は櫛田に数学の点数で勝負をもちかけます。
このテストが曲者でCクラスとDクラスで問題を出し合い優劣を競うしくみ。当然Cクラスに寝返っている櫛田から情報がもれることも予想され!?
読みどころ
個人的には、直前でテスト問題が櫛田に差し替えられてしまい、堀北が絶体絶命におちいったかに見えるシーンがよかった。Cクラスのリーダー龍園の嘲笑と堀北の態度が。
それと表面上明るく優しくふるまっている櫛田の闇の部分も描かれていて良かった。実はギリギリの精神状態で毎日を送っている感じが逆にキャラクターを際立たせていると思いました。
主人公 綾小路清隆(あやのこうじきよたか)とCクラスのリーダー龍園翔(りゅうえんかける)のタイマン巻、7巻

経験則ってヤツだ。 俺はこれまで、腐った人間を山ほど見てきたからな
最強主人公 綾小路清隆(あやのこうじきよたか)が龍園の土俵で勝負する
これまで裏でクラスメイトを駒のように動かしてクラスを勝利に導いてきた綾小路が謀略と暴力がとくいな龍園の土俵に上がってつぶしにかかる巻です。
Dクラスを陰であやつっている存在に気づいた龍園が謎のミスターXをあぶりだそうと、謀略をしかけてくる。その牙は綾小路の下で動いている軽井沢恵に及んで!?
読みどころ
主人公綾小路の格闘シーンは圧巻でした。なにものも寄せ付けない格闘センス。だれもかなわんと分かっていても面白い。主人公最強系の醍醐味。
それと、追い詰められていく軽井沢恵の心境の変化。ギリギリの部分で誇りをとりもどそうとする健気さがよかった。
ただの暴君とおもいきや意外とクラスメイトのことを考えている龍園の裏の顔も明らかになった。
まとめ
6、7巻でCクラスへの昇格がほぼ確定したDクラス。今後はBクラスとのたたかいになるのか?それとも新たな障壁があらわれる?
今後も目が離せない展開になりそうです。
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