何か覚えようとして勉強してもなかなか身についていない時があります。
特にPC関係のアプリケーションの使い方など。
参考書のサンプル通りに作ってみて、いざ仕事などで何か作ろうとすると、とたんに行き詰まり、まるで何も覚えていないということが多々有ります。
(自分だけ?^^;;)
やり方を再確認するためにも読んでみました。
ムダにならない勉強法
「とりあえず」や「やみくも」な勉強はしない
目標を立てて最短経路を設定するという事です。
例えばHTMLの勉強だと「とりあえずHTMLの本を買ってみようか」ではなく、「自作ガンプラの紹介サイトをつくってみよう」とか、ゴールを明確にしておくと必要なことだけを集中して覚えることができます。
何をやっているのか分からないまま勉強するより効率的です。
取りあえず勉強しておこう、を私はよくやってしまっています。
以前、いっちょプログラミングでも覚えようかとエクセルVBAの参考書を買ってきたのですが、一通りサンプルコードを入力しようとしてもさっぱりでした。
その後しばらくして、とんでもなく時間が掛かるエクセルデータの作業をすることがあって、再度本を買い直してプログラミングでやりたいことを明確にしてから、覚えたらなんとか組めるようになったのを覚えています。
守破離の効果
文中に何度も出てくる言葉です。
- 守ー基本
- 破ー応用
- 離ー自分のオリジナル
のように説明されておりました。恥ずかしながらよく知らなかったので、wikipedia先生に聞いてみました。
もともとは武芸や茶道などの師弟関係のあり方を指した言葉のようですね。
まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
ついでに例えがラーメン屋で面白かったので引用します。
守:ラーメンをレシピ通りに作ることができる。
破:ラーメン(守の段階で作ることができるようになったラーメン)のスープや麺、具材等をよりおいしくアレンジすることができる。レシピもより作りやすいようにアレンジすることができる。
離:ラーメン店を開業し、オリジナルのラーメンを作ることができる。あるいは、ラーメンから進化した新たな料理を作ることができる。
基本を覚え、応用を考えまた覚えて自分のオリジナルを作っていく。
吸収し、アウトプットしてインプットしたものを自分のものにしていく。
インプット&アウトプット
この具体的な方法が知りたくて、本書を読んでみました。
インプット:アウトプットの比率は2:8と説いてあります。
インプットしたら、ノートに書く、人に教える、SNSなどを使って発表する。そしてまたインプット。
さらに、守破離を意識して新たなインプットをして、オリジナルをこしらえていく、そうやって知識を自分のものにしていく。
インプット アウトプットのサイクルを回しながら守→破→離のステップを上がっていくという事でしょうか。
著者の具体的なSNSやセミナーの活用方法があるので、参考にしつつ実践してみます。
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