仙台近郊 宮城の美術館たち

カメイ美術館

仙台市に本社のある総合商社カメイ株式会社の創業90周年を記念して設立された財団法人カメイ社会教育振興財団の事業の一環として、平成6年9月に開館。

なんといっても、蝶の標本が、圧巻です。

フロアの壁一面に世界の蝶が大小と所狭しと並んでいて、まるで蝶の方から自分に向かってくるかのような錯覚を、覚えます。

蝶だけではなく、世界のカブトムシ、クワガタムシも標本も充実。

昔、図鑑で見て欲しかった、甲虫類が並んでいます。まぁ、今では、ペットショップでヘラクレスオオカブトとか売っておりますが・・・。

しかし、標本に並ぶ虫たちを眺めるのは、また違った楽しみがあります。

もちろん。絵画類も充実していますよ。

塩竈市杉村惇美術館

塩釜市で活動していた故杉村惇氏の作品を展示してある美術館。

港町塩釜ならではの作品が数多く展示。

婦人像などのほか、魚や港の様子を描いた作品も数多くあります。

港の様子や、皿に乗った魚たちをみていると、ノスタルジックな、港町出身者にとっては望郷の念をそそるような印象を受けます。

芹沢銈介美術工芸館

型絵染で多くの作品を残した芹沢銈介の美術館。

東北福祉大の敷地内にあります。学内は広くて部外者は迷いやすい。(と方向音痴の管理人は思う)

門で守衛さんに聞いてしまったほうが早いです。

館内は芹沢氏の作品と芹沢氏が収集した美術工芸品が展示してあります。

芹沢氏生活に役立つものの作品を数多く残したので、デザインのお手本としても見る価値あり。

着物の幾何学模様のデザインやのれんやマッチ箱の文字を装飾したタイポグラフィは目を見張るものがあります。

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