ヤミツキテレビで新作がアップされてました。
岩手のあるお寺の解体工事のこと。
絶対開けるなと言われいる「リョウメンスクナ」と書かれた古い木箱があった。
ふざけて開けてしまった二人の中国人労働者は・・・
古い都市伝説が現代にも生きているお話ですねー。
シャム双生児みたいにつながったミイラが入っていたところからお話が始まるのですが。
両面宿儺(リョウメンスクナ)と言われる鬼神と大正期の貧しい家庭の奇形児、またカルト教団の狂気が込み入った呪いが恐ろしいです。
両面宿儺
(現代語訳) 六十五年、飛騨国にひとりの人がいた。宿儺という。一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。頭頂は合してうなじがなく、胴体のそれぞれに手足があり、膝はあるがひかがみと踵がなかった。力強く軽捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。そこで皇命に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それゆえ和珥臣の祖、難波根子武振熊を遣わしてこれを誅した。
聞いた初めは猿酒の呪いのお話に近いのかな。と思ったのですが、話の後半になると、とあるカルト教団の外法が中心になっていくのですが、悪魔崇拝みたいで怖いですね。
外法
外法(げほう)は、仏教の法である仏法(内法)に対し、それ以外の法のこと。つまり、仏教以外の宗教、仏教から見た異教のこと。外道(げどう)に近い意味を持つ。
ただし、外道とは違い、魔法、魔術、妖術といった意味あいも持つ。
開けてしまった木箱には外法がかけられているのですがその外法の掛け方と、作った当時(大正)の実際の自然災害との関連性が語られていて、都市伝説風の怖い話で面白いです。
霊が出てくる話も怖いですが、こういった人の狂気が出てくる話の方が怖いですねー。人が考えつかないことを考えついて実行してしまうようなところが。
また、新しいお話がアップされたら聞いてみたいと思います。
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