かんなぎ 12巻 感想

かんなぎ12巻の表紙

大晦日の神薙町に現れた巨大なケガレを祓うため、仁たちは力を合わせ、ざんげちゃんを再顕現させる。しかしざんげちゃんが歌う大祓は、観客の心をつかめず大ピンチ!! そんなとき、突如ステージに救世主が現れる…!! 胸の鐘が鳴り響く、有終の第12巻!!

永かった神さま物語終了

『月刊ComicREX』(一迅社刊)にて創刊号(2006年1月号)から2017年9月号まで連載。

途中、作者の病気療養もあり連載中止もあったがその後無事連載再開。

順調に連載をかさねて無事完結になりました。単行本しか読んでいないからむちゃくちゃ長かった。

ハッピーエンドでおわる

仁への気持ちを自覚して引きこもったナギ。かわりにざんげちゃんを顕現(けんげん)させてもオンチすぎて人心が集まらずどうしようかとしたところで、ナギさま登場。

その後ドタバタしつつケガレも退治し物語は終結します。ハッピーエンドで終わった。

気持ちを歌にのせて

仁との時間を歌にして気持ちを伝えたナギ。神力をたくわえたナギは消えることを覚悟してケガレに挑みます。

ナギの気持ちに気づいた仁やつぐみ、白亜たちが動き出して、ナギを助ける。それぞれの気持ちを伝えあうシーンが良かった。

死と再生

これまで消えては顕現をくりかえすナギ様。

産土神としてのナギ様が自身で死と再生を体現しているかのようです。

もし、この人がいなかったらと思うシーンがあり縁というものをそれぞれ意識させる内容でした。

仁とのわかれもくるのですが、最後にはびっくりぎょうてんな再開をはたして、ハッピーエンドで終わった。

登場人物もそれぞれ道を見出して進んで行ってきれいな終わり方でした。

 

 

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