ルアーや道具の進化とともにルアーフィッシングはいろいろと種類を広げています。シーバス、エギング、フラットフィッシングなどなど。
でも、ルアーフィッシングを始めてみようという人には、ハードルが高く感じるかもしれません。
そこでルアーフィッシングを始めてみたい人にはロックフィッシングをおすすめします。ロックフィッシュとは、アイナメ、メバル、カサゴ、ハタ、ソイなど岩場の近くに住んでいて餌を探して食べている魚たちです。場所も港や防波堤などで気軽に始められますし、他のルアーフィッシングに比べても比較的手軽に始めることができます。
管理人が安くても安心して使えると思う道具を紹介します!管理人の好みが前面に出るのは平にご容赦!
よかったら参考にしてみてください。
ロックフィッシングをはじめよう
ロックフィッシュとは
ロックという言葉のとおり岩場の陰に潜んでいて近くに来た小魚やカニ、エビなどの甲殻類や虫を食べて生きている魚たちです。小魚、甲殻類、虫に似せたルアーで釣ることができます。他の魚たち(スズキやヒラメ)に劣らずルアーフィッシングの対象魚として人気です。しかも食べても美味しい魚ばかりです(でも数が少なくなってきているので小さいのはなるべくリリースしてね!)。
釣った時の引きも強力で楽しいです!是非道具たちを揃えて海に出かけてみましょう!
手軽に始められる
大物ならやはり磯や船が定番ですが、港、防波堤に行けば手軽に始められます。ロッドやリールはもちろん!いろいろな小道具もたくさんありますが、他のルアーフィッシングに比べても簡単な道具で始めることができます。
これがヒラメやマゴチなどですとそれなりのロッドやリールも必要ですし、ウェーダーなど波に浸かるための装備も必要になってきます。
ロックフィッシュですと、防波堤から投げるだけ、仕掛けもシンプルに始めることができますよ!
(なるべくライフジャケットは着用しましょう!)
引きが楽しい!
どのロックフィッシュも針に掛かるとグングン引いてくるので、一旦釣ると病みつきになります。魚がルアーに食いついてきたときのあたりもダイレクトに手に伝わるので本当に楽しいです。
是非この引きを味わってください。
とりあえず始めるにはこの7点
ロッド、リール、ライン、ジグヘッド(針)、ワーム、ハサミ、プライヤー
とりあえず管理人はこれだけ揃えて始めました。
ロッド(竿)とリール、リールに巻くライン(道糸)、ワーム(柔らかいルアー)、ワームをつけるジグヘッド、糸を切るハサミ、それと魚から針をはずすプライヤー(ペンチみたいなやつ)
これだけでもう釣りが出来てしまいます。ルアーフィッシングだと餌も使わないですし、残ったワームはまた次のゲームまで取っておけます。
安くて丈夫なものから始めたほうがいい理由
あまり予算を掛けられないし・・・
そんな時は信頼あるメーカーのバリュープライス(お値打ち品)の道具から始めましょう!
なぜなら使っているうちに自分の買いたいタイプがだんだん出てきます。ロッドで言えば長いか短いか、大物狙いでいくのか感度の良いロッドで引き味を楽しみたいのか。最初から無理して高いロッドを買ってしまうこともないです。
ある程度やってみて自分の好みが出てきたらワンランク上のロッドやリールをじっくりと選んで買えばいいと思います。
おすすめ入門ロッド
安価なロッドで始めてステップアップしたら自分にあったロッドを
ロッドがないと始まりません。でもあんまり高いのは・・・という人はまずダイワ、シマノのバリュープライスロッドからはじめてみるのがいいと思います。
ロックフィッシュロッドといっても各メーカーさんから、様々なタイプのロッドが販売されています。重いシンカー(オモリ)でガンガンいろんなところを狙っていくのか、長いロッドでビュンビュン遠くまで飛ばすのか等々やっているうちにだんだん自分のスタイルが出てくるので、それからもう少しいいロッドを選んでもいいかな。と。
ではまずはシマノの
シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S70UL、S76UL
釣り業界の老舗&超大手メーカーシマノのお値打ちロッドです。とりあえず入門には最適です。
両方ともアジ、メバルなど小型の魚用ですが、アイナメやソイでも全然いけます!管理人はS70ULを愛用してます。
50センチくらいのシーバス(スズキ)でもなんとか寄せられました(ちょっとのされそうになったけど)

S70ULはグリップ(手で持つ部分)が短いので慣れるまで少し投げづらいかもしれません。しっかりと遠くまで投げたい人は76ULがいいでしょう。
ダイワ ロッド リバティクラブ ルアー 5105TLFS
こちらも老舗&超大手メーカーダイワのお値打ちロッドです。これも入門には最適。
振り出しでコンパクトに持ち歩けます。
管理人はこのシリーズのシーバス(スズキ)用のロッドを持っていますが、軽くて投げ易いし重宝してます。
おすすめ入門リール
ライトなものから始めよう
リールも近場でやるならコンパクトなものから始めたほうがいいです。
港や防波堤でやるなら糸も細めでもいいですし、スプール(糸を巻く部分)も小さくていいです。
ロッドもそうですが、値段は軽さに出ます。大きくて安いリールは結構重いです。なのでなるべく小さいもので軽くして持ち歩き易いようにします。あまり重いと投げて巻くのがおっくうになってきますから・・・
シマノ リール 16 エアノス 2000
シマノのバリュープライスリール。管理人はワンランク小さい1000Sを使用してますが、値段の割に巻き心地もいいし、25センチくらいのソイが釣れても全然余裕です。
ダイワ スピニングリール 17 リバティクラブ 2000
ダイワのバリュープライスリール。管理人はこれの3000を使用していますが、回転もスムーズで値段的には特に不満はないです。2000は使用したことなないですが、3000を使用してみて2000もおすすめできると思います。
おすすめライン
ラインの種類
ナイロン
昔からあるラインの定番です。ナイロン素材で、若干伸びがあり柔らかい素材です。安価で、カゴ売りしてあるリールによく巻いてあったりします。スプール(リールの糸を巻く部分)に馴染みやすく扱い易いです。
フロロカーボン
ナイロンより若干高価ですが伸びが少なく感度がいいです。あまり太いとリールに馴染みづらく少し扱いづらかったのですが、最近では改善されているようです。
PEライン
ポリエチエレンを素材にした繊維を編み上げて糸にしています。強度があり、伸びが少なくて感度がいいです。ナイロンやフロロカーボンに比べると高価です。
PEラインから始めよう
ロックフィッシュゲームはルアーを海底につけて探っていくゲームなのである程度の感度が必要。ロッドを安価にする分、ラインをPEにして感度をカバーします。
おすすめジグヘッド
ジグヘッドとは
おもりと針が一体になっていて最初にロックフィッシュゲームをするのに最適です。
ジャングルジム スリーパーシリーズがおすすめ
管理人としてはジャングルジムというメーカーのスリーパー、スリーパーマッチョシリーズのジグヘッドをおすすめします。
ジグヘッドが底に着いた時に針が上を向くように設計されていて根掛かり回避にすぐれています。
おすすめワーム
迷ったらストレート系とホッグ系で
ロックフィッシュゲームで必ず使うといっても過言ではないのがワーム。釣具屋に行くと所狭しと棚に並んでいますので、何を使ったらいいか迷うかもしれません。そんな時はとりあえずストレート系とホッグ系を用意しておくといいかもしれません。
ストレート系とは
一言でいうとイモムシやらミミズやらの形をしたワームです。名前の通りまっすぐなシンプル形状なのでスレ(魚がルアーを見慣れてきて反応しなくなる)に強く場荒れしているようなところでも比較的攻め易いです。
ホッグ系
カニかザリガニのような形をしてます。もしゃもしゃ足みたいなのがたくさん付いているのですが、特定の自然界に存在する生物をモチーフにはしていないようです。形が挑発的なのでアピール力が強く、魚の好反応が期待できます。
あると便利な小道具たち
プライヤー、ハサミ
この二つは必須かもしれない。
糸を切るときのハサミは絶対必要。特にPEラインの場合は特殊なハサミでないと切れにくいので、釣具屋にあるPE対応のハサミを買ったほうがいいでしょう。
プライヤーは魚から針を外す時に使います。ラジオペンチみたいな形をしてますね。
指で針をつかめて外せる場合はいいのですが魚の喉の奥にかかった場合には指でつかんでもなかなか抜けないです。
フィッシュグリップ
これで魚をつかむ。
ロックフィッシュはヒレがトゲトゲしてるのも多いのでうっかり手でつかんでしまうと怪我したりもします。
まぁタオルでつかんでもいいのですが、フィッシュグリップを持っていると大物を掴むのも楽ですし重宝します。
ランディングネット
大物が掛かったら使います。特に記事でご紹介したライトロッドですと大物を無理に引き上げようとすると折れたりしますので、不意な大物には無理せずランディングネットを使いましょう
偏光グラス
海にいくと日光の海面からの照り返しが結構きついです。何年もして高齢になってくると白内障の原因になったりもします。
また、偏光グラスをしていると海面下の様子も見えて海の形状を知ることもできるので、特に紫外線の強い夏場は使用したほうがいいです。
管理人が愛用している偏光グラス。メガネの上からかけられるので、メガネをしている管理人は重宝してます。
ショックリーダー
ラインの先に付け足す糸。魚が掛かった時にショックを吸収してくれてバラシも少なくなります。
正直最初はめんどくさい・・・ノット(ラインとの結び方)がいろいろあって覚えるのが苦労するのですが、慣れればむしろつけないと気持ち悪くなってきます。
管理人は結び方にはこだわっていないので、簡単ノットという極めてシンプルな結び方をしています。
まとめ
以上、管理人の独断と偏見でおすすめバリュープライスのロックフィッシュ入門道具たちをご紹介してみました。
ロックフィッシュは他のルアーフィッシングに比べて入門もしやすく奥が深いです。ルアーフィッシングでもやってみようかな。って人は是非ロックフィッシュゲームから始めてみることをおすすめします。
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