【レポート】仙台のカメイ美術館の紹介

カメイ美術館の玄関

たまの休日、美術館にでもいってみようか。でも県立美術館はちょっと高いし。

そんなときは、街中の小さな美術館に行ってみてはいかがでしょうか。ワンコイン以下で楽しめますよ。今回は仙台のカメイ美術館を紹介します。

目次

カメイ美術館とは

仙台に本社のある総合商社カメイが操業90周年を記念して設立した美術館です。長年にわたってコレクトしてきた美術品、標本、こけしたちが数多く展示されています。展示室のレイアウトも本格的でとても街中のオフィスビルにある美術館とは思えません。

絵画、蝶(標本)、こけしを展示

絵画やオブジェクトはもちろん、財団設立代表者 亀井文蔵氏が収集した世界のちょうの標本類やヘラクレスオオカブトなど甲虫類の標本などが多数展示されています。展示室に入った瞬間標本の多さに圧倒されます。

また、財団理事 亀井昭伍氏が収集したこけしも展示、かわいいこけし達が数多く展示されてますよ。なごみます。

ワンコイン以下みられるよ(300円!)

入館料一般300円で絵画も蝶(ちょう)も「こけし」も楽しめるのでお得ですね。7階の入り口から絵画をたのしんだ後、階段をおりると蝶(ちょう)の標本がフロア中にならんでいるのでびっくりします。

料金、展示時間

【開館】
午前10時〜午後5時 (但し、入館は午後4時30分まで)
【休館日】
毎週月曜日(祝日は開館)・年末年始(12月28日〜1月4日)

【料金】

一般 団体 (20名以上) 65歳以上 高校生以下 児童生徒の引率教員等 障がい者等及び付添者
300円 240円 無料 無料

公式サイト

みどころ

カメイ美術館は他の企業などテナントも入っているビルの6階、7階に美術館が当てられています。

7階から入館して階段を降りて6階の出口から帰ってくる。という順路になっています。

洋画と日本画、水墨画も圧感だった

カメイ株式会社の美術館なので、カメイが長年にわたって収集してきたコレクションが展示されています。

絵はほとんどが油彩。あとは水墨画がいくつか展示してありました。和田英作の「松島」など五大堂が見事にえがかれていて、東北の風景がみごとに表現されている絵画もあり、たのしめました。

傅益瑶の水墨画も奥の細道が描かれていてよかった。山の中で芭蕉と弟子の曽良(そら)を見下ろしている構図で描かれていて山に自分も入り込んでいったかのような感じで見られてよかった。

蝶の展示物に圧感

絵画をたのしんだあとで階段を下りていくと、フロア中に蝶(ちょう)の標本がずらっとならんでいて、びっくりしました。

国ごとに分類されていて、「東南アジアにはこんな蝶(ちょう)がいるのか」とか「黒いアゲハはどこにでもいるもんだな」等々、世界の蝶(ちょう)を見ながら歩いていると時間はすぐにたってしまいますね。

かわいいこけし達

世界の蝶(ちょう)をたのしんだあとで、大小のこけしが並んでいるスペースに移動。

おわんに入ったかわいいこけし達などもいて、癒されますな。イスやテーブルもいくつか置いてあって少し休みながらこけしを楽しんでくることができます。

こけしが見終わると、出口があり、エレベーターに乗って帰って来ました。

行き方

五橋駅北4からまっすぐ仙台駅と反対方向に歩いていきます。

一見ただのオフィスビルなんですが、玄関を見るとすぐにわかります。

カメイ美術館の玄関

玄関に入るとエレベーターに乗って美術館フロアにいきます。

カメイ美術館エレベーター前

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、カメイ美術館についてレポートしてみました。地下鉄仙台南北線を利用して、まちの美術館をたのしんでくることができます。

絵画だけではなく、昆虫や伝統工芸に興味のあるかたも是非足をはこんでみてくださいね。