【レビュー】映画 ハクソー・リッジ 感想

ハクソーリッジ公式サイト

戦争映画で話題になっているハクソー・リッジ観てきました。

すごい戦闘描写です。見る前はヒューマンで感動系の映画かな、と思っていたのですが、とんでもないです。戦争のすさまじさと主人公の精神面の強靭さがひたすら際立つ映画です。

目次

ストーリー

緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。先の大戦で心に深い傷を負った父からは反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。だが、訓練初日から、デズモンドのある“主張”が部隊を揺るがす。衛生兵として人を救いたいと願うデズモンドは、「生涯、武器には触らない」と固く心に誓っていたのだ。上官と仲間の兵士たちから責められても、デズモンドは頑として銃をとらない。とうとう軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場だった。1歩、足を踏み入れるなり、目の前で次々と兵士が倒れて行く中、遂にデズモンドの〈命を救う戦い〉が始まる─。

公式サイトより

みどころ

前半はドスの感性の形成、後半は圧倒的な戦争の描写!

物語は大きく2つに分かれていて、前半はドスの成長の過程が描かれます。

どうして暴力を嫌いになったのか、どうやって奥さんになるドロシーと出会ったのか、どうして軍に入隊を志願したのか。と話が展開していきます。

ドスの父親の戦争のトラウマ、聖書「汝殺すなかれ」をどうして大事にするようになったのか、どうして衛生兵になりたいのかをきっちりと説明する時間があてられているので、戦闘時のドスの献身的行動も納得しつつ見ていくことができます。

ドロシーとの出会いも、情熱的なところがアメリカンっぽくてよかったですねー。

軍に入隊時にドスを軽蔑していた上官たちも実はドスを愛しているかの表現がよかった。

凄まじい、戦争の様子

後半に沖縄戦に突入していきます。

戦闘前から、激戦であることが語られているのですが、苦戦しているところの悲壮感が多くあって緊張感がこちらまで伝わってきました。

戦闘開始時にハクソーの崖を登っていくときの、もう始まるもう逃げられない行くしかないといった状況がすごく伝わってきます。

観ててすごく緊張する。

戦闘開始!

崖を登ったときに戦闘が始まりますね!

もう、怖い怖い怖い怖い!銃撃の様子が凄まじいです。日本兵も米兵もお互いトランス状態になって殺し合います。あちこちで「衛生兵!」と助けを求める悲鳴が聞こえて来る。

傷口もかなりグロいです。

どんどん玉がとんでくる、火炎放射器を放つ。地獄です。

監督がメル・ギブソンなので戦闘シーンの撮影がすごいですね。メル・ギブソン監督作品にブレイブハートという中世ヨーロッパの戦争が舞台の映画があるのですが、その映画も戦闘シーンが凄まじかったですね。

日本兵もあまり残虐なイメージで描かれていなかった。

強い、死を恐れない兵士たちのイメージで、怖い敵であることが強調されている程度だったから、あまり「なんだこれ?」って身びいきの感情は起きなかったです。

ただ、最後に日本兵が卑怯な戦法とるシーンがあって少しムカついた。でも追い詰められた様子だったからまぁ良しとして観てました。

圧倒的に戦闘シーンがみどころでしたね。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は映画 ハクソー・リッジをレポートしてみました。

戦争映画に興味がある方は、是非、観に行ってみてくださいね。